ハイハイで移動することに熱中している子、つかまり立ちや、1歩2歩とヨチヨチ歩きをしている子、昨日まで行わなかったことを今日になったら行っていたりと日々の成長にも更なる喜びと驚きがある頃です。
 
　指先も一段と器用になり親指と人差し指でつまめるようになってきます。赤ちゃんの興味もおもちゃだけでなく身近な日用品（例、ティッシュペーパー、テレビのリモコン、鍵など）になってきます。発達と共に行動範囲も今までより上にも横にも広がり、家の中で事故に遭う危険性も高くなります。赤ちゃんをのびのびと遊ばせてあげる為にも今まで以上の予防策を心掛けましょう。
 
例）
①テーブル、戸棚、テレビ台などに頭をぶつけたり、扉、引出しに指 をはさんだり、流し台下の刃物類による怪我の危険性。
⇒コーナークッションの活用、扉のストッパーやベビーゲートの活用。
 
 
 
②観葉植物や鉢
⇒出窓などの手の届く位置に置かない。
　また、そろそろ赤ちゃんに事故の危険性を教えてあげることも大切になってきます。すぐには理解できませんが気長に行っていきましょう。
 

 
　1日2回の離乳食が安定してきたら、朝、昼、夕の3回食へすすみ、食事の量や食べ物の種類も増やしていきます。この頃から歯ぐきを使ってかむ練習の離乳食後期（カミカミ期）に入ります。指でつぶれたり、スプーンでつぶれる硬さです。硬すぎる物を与えると丸飲みしたり、飲み込めず口から出してしまいますので、少しずつ硬さを調節してあげるようにしましょう。
 
また、食事に慣れてくると、食べ物を手づかみで食べたりぐちゃぐちゃにして遊んだりしますが、多少汚すのは覚悟し、食べようとする気持ちを尊重してあげましょう。食事は楽しく、家族で食べるようにすることで、赤ちゃんも食欲が増したり、良い食事習慣が身につきます。